イベント概要
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「性の多様性」を題材にして考える
モデル授業づくりの公開会議に参加しませんか?
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「性の多様性」という言葉を耳にする機会が増えています。
性の多様性への理解は、学校現場においても欠かせない学びになってきています。
札幌の私立高校・札幌新陽高校では、ビジョン2030『人物多様性』や、学校生活規則の目的「多様な生徒および教職員がお互いに自由かつ安心安全に学校生活を送ること」に向かって、「多様性とは何か」「なぜ多様性を尊重することが大事なのだろう」と考えたり感じたりする機会を定期的に設けているそうです。
2022年の9月には、札幌新陽高校とLGBTQ+の啓発に取り組む「プライドハウス東京」がコラボレーションし、単位制1年生の『総合的な探究の時間』で4週間にわたって「性の多様性」をテーマに授業を行いました。
「LGBTQ+の生徒も安心安全に学べる学校とは」を切り口に、誰もが安心して自分らしく暮らせる学校や社会の当事者として、一歩踏み出してもらいたいと考え開発されたこの授業は、全国の高校の先生や生徒に届けることを前提として作られています。
授業のモデル校となった札幌新陽高校では、1ヶ月間にわたりこの授業を実施し、授業案の改善を重ねてきました。
今回のイベントでは、さらに授業をブラッシュアップするべく、授業案について参加者の方にも一緒に考えていただきました。
(先生の学校の会員になっていただきますと、本イベントを含め、過去イベントの動画のフルバージョンをご視聴いただけます)
【登壇者】
赤司展子さん
札幌新陽高等学校 校長
<プロフィール>
早稲田大学卒業後、三井物産、アルフレックスジャパン、UBS証券を経て2007年PwC Japan入社。2014年~16年、PwCの社会貢献活動の一環で福島県双葉郡教育復興ビジョンの具現化を推進。2018年ウィーシュタインズ株式会社を創業し“学びの多様化“に取り組む。2021年4月より札幌新陽高等学校(以下、札幌新陽高校)の学校長を務める。
鈴木茂義さん
公立小学校非常勤講師、プライドハウス東京 スタッフ
<プロフィール>
プライドハウス東京の理事。常設のLGBTQ+センタープライドハウス東京レガシーのスタッフ。LGBTQ+と教育について考える虫めがねの会の代表。自治体の相談員。元公立小学校主任教諭。元東京都立特別支援学校非常勤講師。専門は特別支援教育、教育相談、教育カウンセリングなど。20年の教員生活を経て現在に至る。
松中 権さん
プライドハウス東京代表 / 認定NPO法人グッド・エイジング・エールズ代表
<プロフィール>
1976年、金沢市生まれ。一橋大学法学部卒業後、電通に入社。海外研修制度で米国ニューヨークのNPO関連事業に携わった経験をもとに、2010年、NPO法人を仲間たちと設立。2016年、第7回若者力大賞「ユースリーダー賞」受賞。2017年6月末に16年間勤めた電通を退社し、二足のわらじからNPO専任代表に。LGBTQ+と社会をつなぐ場づくりを中心とした活動を行う。NHKドキュメンタリー番組「カラフルファミリー」が話題に。
小野 アンリさん
プライドハウス東京 スタッフ
<プロフィール>
元小学校教員。福岡で大学在学中に活動をスタートし、2012年に仲間と共に24歳以下のLGBTQ+の子ども・若者をサポートする団体FRENSを設立。LGBTQ+の子ども・ユースの居場所づくりや電話相談に取り組む。専門分野は、LGBTQ+インクルーシブ教育で、これまで数多くの学校との連携や、児童・生徒への支援に取り組んできた。2020年Proud Futuresを発足。2021年から東京に拠点を移し、プライドハウス東京のユース関連事業や多言語・多文化推進事業のスタッフも務める。
川向 緑さん
日本オラクル株式会社 ソーシャル・インパクト プリンシパル・スペシャリスト
<プロフィール>
外資系IT企業において、日本とアジアパシフィックエリアの社会貢献活動を担当。教育、環境、コミュニティの3軸を中心に、社員を巻き込んで様々なボランティア活動を実施。特に教育の分野では、デザイン思考をベースに探究学習の支援などを行っている。またLGBTQ+とアライの社員コミュニティのリーダーとしてインクルーシブな職場作りを目指している。
サンプル動画を観る
(先生の学校に参加していなくても視聴できます)