【連載】山内佑輔の[余白]をつくる
これからの時代に必要なクリエイティビティとは?
”自分たちで自律的に生きていくためのアートやサイエンス、テクノロジーを身に付けることで、ライフスキルやマインドセットが醸成される。自分たちでエネルギーをつくったり、食料をつくったり、服を作ったり、衣食住遊に必要なものをなんでも自分たちで作れるコミュニテイ”そんなコンセプトを掲げるVIVITA株式会社とともに、学校の中の環境としては世界初のVIVISTOPの運営している新渡戸文化学園の山内佑輔さん。
コロナ禍の中、VIVISTOPでの活動をつくる過程で感じた「余白」の重要性。
現在進行形の活動や、これまでの公立小学校図画工作科の授業、100を超える学校外での造形ワークショップやイベント、プロジェクトを振り返りながら共通点を探ります。
「余白」をキーワードに、これからの時代に必要なクリエイティビティを読者の皆さんと共に考える連載です。
山内 佑輔(やまうち ゆうすけ)
新渡戸文化小学校 プロジェクトデザイナー/VIVISTOP NITOBEチーフクルー/SOZO.Ed副代表/Microsoft Innovative Educator Expert
<プロフィール>
実社会と学びを繋ぐ授業をデザイン。ワークショップの手法をもちいて、子供たちのクリエイティビティを育む環境をつくりだす。 学校内では様々なアーティストや専門家、企業と連携した授業を実践。2020年4月から新渡戸文化学園へ移り、VIVITA株式会社と連携しVIVISTOP NITOBEを開設。「教室や教科、学年などの枠をなくし、教師も生徒も共につくり、共に学ぶ」を掲げ、新しい学びのあり方を模索したり、放課後の子どもたちの活動を拡張中。 学校外ではTechnology×Creative×Artをキーワードに各地でワークショップやイベントを展開。キッズワークショップアワード優秀賞を受賞。出張図工室プロジェクト「山と水の図工室」の活動では東京新聞教育賞を受賞。その他にも、地域と連動した創造型プロジェクトに複数携わる。二児の父。