生徒のネットトラブルを予防・発見・対策までトータルにサポート!生徒を守り、先生をサポートする信頼のパートナー「School Guardian(スクールガーディアン)」とは? 【PR】
多くの生徒が共に過ごす学校では、豊かな人間関係を築きながら、ネット上でも安心して過ごせる環境に導くことが求められている。
しかし、ネットの安全を守ることは、忙しい先生にとって大きな課題でもある。そんな悩みに寄り添い、強力にサポートしてくれるのが、アディッシュ株式会社が提供する「スクールガーディアン」のネットパトロールサービスだ。
今回は、2013年にスクールガーディアンを導入し、生徒をオンラインのトラブルから守り、情報モラルやネットリテラシーを高める取り組みを行う共立女子中学高等学校の中学教頭 内田由紀代さんに、導入経緯や効果について話を聞いた。
生徒たちをネットのトラブルから守り、助けてくれる守護者(ガーディアン)
ーー共立女子中学高等学校の特徴について教えてください。
本校は、「東京一出会いの多い学校」とホームページで謳っているとおり、生徒数が多いのが特徴です。中高合わせて約2,000人の生徒と、教員も専任教諭と非常勤講師の先生で150人を超す大規模な環境で学んでいます。
生徒同士の人間関係は深まりつつも広がりがあり、互いを尊重する姿勢が育まれています。ただ、その分SNSなどを通じたトラブルも無視できない状況にあります。
ーー貴校は「スクールガーディアン」というサービスを2013年から導入されているそうですが、これはどのようなサービスなのでしょうか?
スクールガーディアンは、アディッシュ株式会社が提供する、生徒たちのネット利用に関する課題をトータルにサポートしてくれるコンサルティングサービスです。
SNSやインターネット上でのトラブルを早期発見するために、学校非公式サイトやインターネット掲示板などをモニタリングし、誹謗中傷や個人情報の流出、友人間のトラブルの発生などを、全てとはいきませんが早期に検知し、学校に知らせてくれます。
また、情報モラルやネットリテラシーを高めるための講演会やメールマガジン等によるお役立ち情報の発信などもしてくれます。問題発生時の相談窓口としても機能しており、私たち教員にとって大変心強い存在です
ーースクールガーディアンを導入された経緯はどのようなことだったのでしょうか?
本校では、2011年の東日本大震災をきっかけに、中学生の携帯電話持ち込みを許可しました。このときに、携帯電話を持つことによって起こり得るトラブルについて、どのように指導し対処するのか、教員間でも議論があったのですが、登下校中の災害を心配される保護者の気持ちを優先して判断しました。
ただやはり、許可範囲を越える利用違反で注意される生徒が出てきて、教員が見られないネット上の場所でトラブルが起き、指導に悩むようになりました。
何かトラブルが起きるたびに、教員が膨大な時間を割いて、トラブルの原因や事実を裏づけるような情報を探そうとするのですが、手を尽くしきれず、教員だけで指導や対処をするには限界を感じていました。そんなタイミングでスクールガーディアンのネットパトロールサービスを知り、導入を決めたという経緯です。
ーーパトロールというと、どうしても「監視」のイメージがありますが、そうした印象への懸念はありませんでしたか?
確かに、生徒をトラブルから守るためにネットパトロールサービスを導入するものの、その導入が生徒たちを取り締まるように感じさせるのではないかと、当初は警戒や抵抗感もありました。ですので最初の頃は、そうした誤解を避けたくて、あえて生徒や保護者には大々的にお知らせすることはしませんでした。
でも実際に使い始めると、このサービスは悪事を見つけて取り締まるためではなく、生徒たちがトラブルに巻き込まれないように見守ってくれる存在だと強く実感するようになりました。
今では「スクールガーディアンにお世話になっているよ」と、自然にオープンに話しています。その結果、生徒たちもインターネットやSNSの使い方を意識するようになり、自然と使い方にブレーキがかかるようになっているようです。
私たち教員だけでは気づけない小さなトラブルにもスクールガーディアンがすぐに反応して情報を共有してくれるので、生徒に適切なアドバイスを早い段階で行うことができています。
今では安心してネットを使える環境を支えてくれる、頼りになるサポーターという存在です。
生徒だけでなく、先生の情報リテラシーもアップ
ーー実際に、どのようにスクールガーディアンを活用されていますか?
本校が契約しているネットパトロールサービスでは、さまざまな情報を知らせてくれるので、必要な情報を適切なタイミングで学年に伝え、それをお知らせに盛り込むなどして、事故予防や利用違反防止を目的にした活用をしています。
全国の中高生の情報も持っているので、困ったときに的確なアドバイスをいただけるのも心強いですね。
今の時代、SNSは次々と新しい機能が登場し、古いものはすぐに消えてしまいます。本校においても、Instagramのストーリーズなどをはじめ、24時間で投稿が消えるアプリを使う生徒が増えています。そんなとき、いただいた助言から私たちもさまざまな気づきを得て問題に対処するスキルを磨いています。
多くの場合、被害が大きくなってしまう前に早めに対応できるようになっています。
ーー情報モラルやネットリテラシーを高めるための講演会では、どのようなお話がされているのでしょうか?
情報モラル講演会は、年度初めに当校の講堂で開催をお願いしており、全校生徒を前に、インターネットを利用することの良さや、SNSの危険性や使い方の注意点などについて具体的にお話しいただいています。本校の事情をよく理解している担当者の方が講師を務めてくださるおかげで、内容が実情にぴったりマッチしている点もありがたいですね。
例えば、Instagramに学校名や部活名を載せることで外部の悪意ある人に特定されるリスクがあることを、実例を交えながら伝えてくださるので、生徒たちからは「自分にも思い当たることがある」といった真剣な反応も見られ、ネットリテラシーを身につける貴重な機会となっています。
生活を豊かにする、より良いネットやSNSの使い方を
ーースクールガーディアンを導入して、どのような変化や成果がありましたか?
まず言えることは、教員の安心感につながっていることです。ごく稀に困った事態が発生しますが、教員だけでネット情報を調べるのとでは、対応のスピードが全く違います。スクールガーディアンが直接解決できなくても、その糸口をいただけるだけで解決への道筋が見えてきます。
また、SNSで気になる動きがあれば、生徒たちの中でも話題になるなど、生徒たち自身の情報モラルも上がってきたように感じますし、それが抜群の予防啓発効果につながっているように思います。
ーーネットリテラシーを考える委員会も発足したそうですね。
はい。本校を担当してくださっているスクールガーディアンのスタッフからの提案で、2年前に「スマモル委員会」という委員会を発足しました。
まだ生活委員会の下部組織ですし、非公認ですが、“スマホ”と“守る”を掛け合わせた名前で、担当の方が生徒たちから直接中高生目線の話を聞く場になっています。委員会の取り組みは基本的にお任せしていますが、生活指導部からも教員が一人加わっており、今後の展開が楽しみです。
まさに今、生徒が考案した啓発動画やポスターを作る企画が進んでいるようですよ。
ーーどんな作品ができあがるのか楽しみですね。最後に、今後スクールガーディアンをどのように活用していきたいか教えてください。
本校では「共立リーダーシップ」として、一人ひとりが自分の強みを生かして世の中を良くしていく力を育てています。
スマモル委員会が発足し、生徒主導で啓発動画やポスターを作る取り組みなどがきっかけとなって、「自分や友達の生活を豊かにするような、より良いインターネットやSNSの利用とはどういうものなのか」というように自分を取り巻く社会を大切にする発想で、何かが生まれるといいなと期待しています。
もしかすると、いずれ教員が生徒のSNS利用の問題に深く立ち入らなくてもよくなる時代が来るかもしれません。大人が言うと「ダメ」となってしまうことが、子どもたち自身の声で「こうしよう」という前向きな動きに変わる。そうした下地をスクールガーディアンが作ってくださったおかげで、明るい展望が描けるようになりました。
今後もスクールガーディアンと協力し、生徒たちが自ら問題を回避できる力を養っていけるようサポートしていきたいと思っています。
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〈取材・文・写真:先生の学校編集部〉