プロジェクトの学びで、わたしをつくる。自分の世界を広げ、新しい扉を開く軽井沢風越学園の2つのプロジェクト
2020年に長野県軽井沢町に開校した軽井沢風越学園。3歳から15歳までが一つの校舎で学ぶ同校では、「子どもも大人も、つくり手である」を理念に、12年続く探究の学びをカリキュラムの真ん中に置いている。
「くらしとあそび」「プロジェクト」「土台の学び」ーー
この3つを探究の学びとして位置づける同校の「プロジェクト」について、校長の岩瀬直樹さんと、開校当初から子どもたちのプロジェクトをサポートし続けている、司書教諭でスタッフの大作光子さんに話を聞いた。
軽井沢風越学園 校長
大作 光子(だいさく みつこ)さん|写真右
軽井沢風越学園 スタッフ
学校が変わっていく鍵は、子どもと一緒につくること
——まずは、軽井沢風越学園について教えてください。
本校は、長野県東部の北佐久郡軽井沢町に2020年4月に開校した私立学校です。
軽井沢風越公園近くにある約2万坪ほどの緑豊かな場所で、3歳から15歳までの子どもたちが一つの校舎、敷地の中で遊んだり学んだりする経験を積み重ねています。
幼稚園と義務教育学校からなる幼小中混在校ならではの12年間の連続性を大切にしたカリキュラムを目指して、子どもも大人も「つくる」経験と、それを積み重ねる時間を大切にしています。
——「子どもも大人も、つくり手である」を理念に、「つくる」ことを大切にされていますが、それはなぜでしょうか?
学校づくりをスタートしたときに、理事長の本城と最初のミーティングで2人で確認したことが、「カリキュラムに子どもも参画する(一緒につくる人としての子どもの存在)」ということでした。 参加ではなく参画する学校にしたいねと、話をしたんですよね。
幸せな子ども時代を過ごすということは、そういう場所をつくって「はい、どうぞ」と手渡すということではない。子どもこそがつくり手になって、もっとこうしたいなとか、 自分も他の人も居心地良くするためにどうしたらいいだろうと考え、手を動かしてみる。すると自分や周りが変わっていく。
うまくいったり失敗したりの経験の連続性の中で、「幸せって、つくっていけるんだ」という感覚を持ち、やがて、わたしも他者も社会もよりよく変化し続けるのだという手応えを持った「つくり手」になっていくのではないかと思ったんです。
ちなみに、私たちが言う「つくる」とは、物理的なものや学習の成果だけを指しているわけではありません。安全・安心な場を自分たちでつくる、学びをつくる、自分たちの学校をつくる、コミュニティをつくる、仕組みをつくる、ルールをつくる、自分をつくる。これら全てが「つくり手になる」体験です。
学校が変わっていく鍵は、子どもと一緒につくること。それは確信に近いものがあって、今も試行錯誤しながら子どもたちと一緒につくっているところです。
——つくり手になる体験の柱として、「12年間つづく探究の学び」を真ん中におき、プロジェクトに力を入れていらっしゃいますが、なぜプロジェクトなのでしょうか?
僕自身はよく「自分の学びのコントローラーを子ども自身が持つ」と表現するのですが、これまで小学校の現場で総合的な学習の時間やプロジェクトの学びを実践する中で、子どもたちが「やってみたい、知りたい、解明したい」と思えるような魅力的な材(学ぶ対象)と出会うことで、自分ごとになって没頭していく姿を何度も見てきました。
自分ごとになると、子どもたちはどこまでも学んでいきます。プロジェクトにはそんな力があると思っていたので、カリキュラムの中核に置きました。
ただ、開校当初に今の形を思い描いていたかと言われたら、正直に言うとそこまで思い描けていなくて。スタッフの実践と子どもの姿を通して、「僕らが目指していたのは、これだな」と、自分の想定を超える形でようやく分かってきたのが正直なところです。
私は開校の準備段階から司書教諭として参画したのですが、コロナ禍でオンラインや分散投稿の後に、6月の全面登校が始まるタイミングで「テーマプロジェクトも始めよう」という話になり、ゴリさん(岩瀬さんの愛称)から「みっちゃんもプロジェクトに関わってよ」と声を掛けられました。
最初は、「なんでプロジェクトって言うんだろう?」とか、「プロジェクトと言うからには目標があって、ゴールがあって、それをコツコツと課題解決していくイメージ?」とか、正直よく分からなかったんですよね。
ただ、プロジェクトの特徴として「教科を横断して学ぶ」という話を聞いたときに、これは図書館と親和性があるなと直感的に思ったところがありました。
というのも、図書館は教科の授業とは違って、学校の中で全体に染み渡る存在なので、日々子どもたちからいろいろな相談が寄せられるんですね。
「学校に来る途中で見つけたこのお花って、なんていう名前かな?」など、子どもたちの好奇心が集まる場所で、司書教諭は本を介して一人ひとりの子どもたちと情報や人をつなぐことに専門性がある。プロジェクトを通して子どもたちの興味関心に私が寄り添えるイメージが湧きました。
実際に初年度、5・6年生のプロジェクトに関わって、最後のアウトプットデイの姿を見てプロジェクトの可能性やおもしろさを発見しました。
プロジェクトは、学び方やスキルを身につけたり、教科の知識を増やしたりするだけではなく、「やっぱりこの世界っておもしろいな」「わたしって、こんなことも好きなんだ」と気づいていくような学びだと、今は感じています。
テーマプロジェクトとマイプロジェクト
——貴校では「プロジェクト」と「くらしとあそび」「土台の学び」の3つを探究の学びとして位置づけられていますが、それぞれの特徴や役割について教えてください。
本校の幼稚園や、義務教育学校1・2年生の子どもたちは野外で過ごすことが多いのですが、そこには一人ひとりの「やってみたい」が生まれる場面や、友達の「やってみたい」に触発されて始まる学びなど、探究の芽につながるような種がいっぱい詰まっていると思います。そんな時間にどっぷりと浸るのが「くらしとあそび」の時間です。
「土台の学び」は、国語や算数・数学といった教科の学びです。本校では、1・2年生、3・4年生、5・6年生といった年齢の近い2学年合同の集団(ラーニンググループ)で土台の学びを行っています(今年度、中学生は学年別)。
子どもたちは年齢の異なる他者の存在と共に、分からないところがあれば一緒に考えたり、互いの意見を交わしたり、仲間の作品を味わったりしながら学んでいます。
また、土台の学びは取り組んでいるテーマプロジェクトを意識しながら授業をつくることもあります。例えば、テーマプロジェクトで「生命」をテーマにしているときには、「科学者の時間」という理科にあたる時間で細胞の観察を行うなど、2つの学びが結びつくように授業を設計します。
——プロジェクトは、具体的にどのように取り組まれているのでしょうか?
プロジェクトには、「テーマプロジェクト」と「マイプロジェクト」の2つがあります。
テーマプロジェクトは、義務教育学校の3年生から8年生までのラーニンググループで「一つのテーマを探究する」という学びです。子どもたちは、スタッフから提案されたテーマについて問いを立て、時に仲間と協同しながら自分の関心を追求します。スタッフがプロジェクトを考えるときには、「表現」「ものづくり」「自然・環境」「地域・産業」「異文化理解・国際」という5つの探究領域と複数の教科横断の学びを設計するのが特徴です。
一方マイプロジェクトは、「私のやりたい」を、風越学園のリソースをフル活用して取り組む時間で、水曜日の4時間をかけて、子どもたちは「やってみたい」「知りたい」「解明したい」という思いを追求していきます。
個人で取り組んだり、異年齢のチームで取り組んだりもしますし、期間もそれぞれのプロジェクトによって異なります。
先日、9年生の生徒が「マイプロジェクトだけだったら、全然俺の世界が広がらなかった」と話していたそうです。
その子は5年生のときから風越にいて、虫や魚が大好きで、入学以来マイプロジェクトで「水槽プロジェクト」に取り組んでいるのですが、だからこそ「自分の興味関心を越えてスタッフから手渡されるテーマプロジェクトが超大事で、 テーマプロジェクトがなかったら、自分の世界が広がらなかったよ」って話してたんですよね。
それを聞いて、なんだか胸が熱くなりましたよね。
彼は、「(自分の世界に)新しい扉が開いた」という言い方をしていましたね。私たちもマイプロジェクトとテーマプロジェクト、両方あることがとても大切だと思っています。
テーマプロジェクトに取り組むことで、自分の興味関心が広がって新しいマイプロジェクトが始まったり。そこは本当に相互に関連し合っていますね。 どちらかだけではプロジェクトの学びとは言えないんじゃないかなと思います。
——テーマプロジェクトについてはスタッフの方が設計しているとのことですが、具体的にどのように設計しているのでしょうか?
テーマプロジェクトは紆余曲折を経て、今は年4ターム(1ターム6〜8週間程度)行っていますが、年度の初めに年間4本のテーマを何にするかの見通しを立てます。
この時期に演劇をテーマにしようとか、この時期は命をテーマにしようみたいな感じで大枠を決めるのと同時に、担当のスタッフを決めて、それぞれ動き出します。
一つのテーマプロジェクトに対して2〜3人のスタッフがチームになって協同するのですが、テーマや学ぶ材に応じて、それぞれの教科の専門性を生かし合いながら授業を設計していきます。
実際の設計は、本校がオリジナルで作成している「テーマプロジェクト設計シート」を活用し、シートに含まれる12の項目をもとにアイデアを発散させながらプロジェクトを構成していきます。
そのプロジェクトを貫く「本質的な問い(もしくは概念):子どもたちと考え続けたいこと」は何かを探りながら、プロジェクトを設計していく点も大切だと思います。
プロジェクトは、設計段階で何度も修正していくので、一度つくったら完成というわけではありません。
「プロジェクトチューニング」といって、プロジェクト実施前にプロジェクトの設計者以外のメンバーと、そのプロジェクトについて吟味する時間があったり、プロジェクト実践中にも「ドキュメンテーション」と呼ばれる学びを記録する手法を用いて、子どもたちの中にどのような学びが生まれているのかについて振り返ったりしていきます。
そうすることで、プロジェクトの中で子どもはどのように学ぶのかをより理解を深めることができます。
——それぞれのプロジェクトにおけるスタッフの役割について、教えていただけますか?
テーマプロジェクトは、スタッフの共同設計だけでなく、共同実践者としての役割が求められます。誰かがメインで場を進行していたら、もう1人のスタッフは場を進行している人からは把握しきれない子どもたちの様子を記録していきます。
そして、その記録をもとにリフレクションすることで、役割は違っても共通の子どもの事実から実践することができると思います。
一方、マイプロジェクトでは、場にいるスタッフは個やグループに関わったり、全体を見たり、子ども同士をつなげたりしていますし、スタッフが常駐するマイプロカウンターでは子どものちょっとした相談に乗っています。
子どもたちの「やりたい」気持ちが最大化するようにサポートしたり、そのために必要なリソースをコーディネートすることもあります。子どもへの関わりはとても複雑で、役割はこれに尽きると整理できているとは言えないですね。
僕が公立小学校の教員だったときは、他者からのフィードバックは研究授業のときくらいしか受けられませんでした。だからこそ、本当にこれでいいのかわからないとか、子どもへの見方が自分の見方の癖で一面的になりやすい、といった課題意識がありました。
テーマプロジェクトの共同設計・共同実践・共同リフレクションは、一緒に授業をつくり、実践し、フィードバックし合うことで日常が研究授業のようになって、お互いに磨き合ったり、高め合ったり、見方を広げるきっかけになればと考えて仕組み化しました。しかし機能することは簡単なことではありません。
スタッフの多くが協同に慣れておらず、遠慮が生まれたり、相手に委ねすぎてしまう(サブ的な関わりになってしまう)ということは実際に起きています。
ただ、試行錯誤を重ねる中で、協同だからこそ起きる質の高い実践も増えてきた実感があります。
そういった一緒につくるとか、学び合うとか、磨き合うといったスキルは、これまでの教員には求められてこなかったコアスキルだと思います。
しかし特にプロジェクトの学びをつくっていく上では、自分の専門や関心だけではつくれません。例えば協同だからこそより良いものができると信じるマインドセットや、敬意を持ってまっすぐやりとりできるコミュニケーション、お互いの力を引き出し合うファシリテーションスキル等が大切になっていくと考えています。
また、日々プロジェクトの様子を見ていて思うのは、子ども一人ひとりの学びの中で何が起きているのかを見取り、どんな関わりがあれば、関心が広がったり、深まったりするのか。一人ひとりの探究に関心を持ち続けながら、子どもが自由になるスタッフの関わりがプロジェクトの実践のキモになります。
設計はもちろん大事ですが、設計したようにはならないので、子どもの学びの様子から常に修正していくこと。そのために一人ひとりの現在地とその奥にある願いを見極め、子どもが自由になっていくための足場かけをしていくことが、 スタッフの役割として大きいです。
「子どものプロジェクトを支える」スタッフのあり方という点で言うと、「子どもをここに連れていこう」という発想は捨てた方がいいなと思いますね。
教員免許を取得する際には、教科の目標や授業のねらいがありますが、プロジェクトの学びや探究の学びは、山頂がどこかも分からないとか、登山道もこれでいいか分からないというアドベンチャーなところがあります。
この道を通ったら、絶対にきれいな花が見えるよとか、ここに野鳥がいるよとか、そういうことが実際に起き得ないのと同じように、プロジェクトの学びについては想定しているゴールに子どもを連れて歩いていけるようなものではないと感じています。
教科の専門性を磨いていく中で、どうしても染みついてしまう考え方ではあると思いますが、プロジェクトの伴走者としては、その発想を手放してみることが大事だと思います。
公立学校が変わるための「種」を届けたい
——スタッフの方も日々研鑽を積みながら、プロジェクトを実践するために必要なマインドを培っていらっしゃるのではないかと推察します。
子どもと一緒につくっていけるかどうかは、その人のあり方が問われるんですよね。
子どもという存在をどう見ているか、「子どもこそがつくり手である」ということに確信を持てるか。もちろん僕ら大人も対等に一緒につくっていく存在なので、そこをぶらさないでいられるかどうかというのは決定的に重要です。
今までのやり方を手放して新しいことに挑戦すると、うまくいかないときは当然あります。そうすると、今までのやり方、自身が経験してきたことに戻して不安を軽減したくなりがちです。
先ほど話した軸をぶらさず、風越のホームページに書かれているようにひとつだけはっきりと言えることは、大人も学び続ける存在でありたいということです。
学校づくりはずっと続いていくプロセスです。
常に『本当にこれでいいのかな』と前提を問い直し、変態し続けること。そのための手間を惜しまないこと。なにより学ぶことや変わることをおもしろがっていること」を大切にできるか。ここに尽きます。
そのためにはスタッフが学び続けられる仕組みが必要です。風越では、毎週水曜日の午後をスタッフ研修とミーティング時間に充てています。
水曜日はマイプロジェクトが終わると、子どもたちはお弁当を食べて下校します。また毎月1回「研修日」を設けて、子どもはお休みでスタッフだけで終日過ごします。
そして2022年5月に「子どももおとなもつくり手であること」「おとなも学び続けること」の実現に向けて、民間の教職大学院というイメージで「軽井沢風越ラーニングセンター」を開所しました。
ここでは、本校のスタッフの実践・研究の後押しをする取り組みを行ったり、学習者中心の学びのためのスクールベースの教師教育プログラムの開発や、プロジェクトの学びをつくるために必要な教師の力量形成のプロセスを明らかにすることにも挑戦しています。
——実践の全てをオープンソースにする貴校の姿勢に大変感銘を受けるのですが、それは公立学校が変わっていくことに貢献したいという気持ちからでしょうか?
学校づくりをスタートした当初から、公立学校を中心とした公教育が変わっていくことに貢献したいという気持ちが強くありました。
風越学園をモデルとして似た学校を増やしていくということではなく、刺激し合いながら、共に変わっていく触媒になりたいという想い。それは、より多くの学校が、さまざまな形で幸せな子ども時代を過ごせる場になっていってほしいという願いでもあります。
公立の先生が大変そうな様子を日々見聞きします。その中でも、教員という仕事は「誰にでもできる仕事ではない専門職」だということはぶらしたくないと思っています。先生という仕事をする人の多くは、日々の実践での手応えや子どもの姿が変わったという事実、ここに喜びを感じ、エンパワーされる人たちだと確信しています。先生が先生として成長していくことや、自分の成長の道筋を自分で描けるようなることに、どうしたら貢献できるかを考え続け、実践し続けています。
僕が若い頃は、戦後の民間教育運動がまだ盛んで、各地に民間教育の学習サークルがたくさんありました。学びたいと思えば学べる環境だったんです。しかし、今はそういう場所がほぼなくなりました。
学びたい人が学べる環境があると、公立の学校も変わっていくと信じているので、ラーニングセンターは学びたい人が学べる環境でありたい。探究する学びや、学習者中心の学び、プロジェクトの学びに関心が高い人は増えているのに、学べる場所が極めて少ないし、モデルの実践も少ないです。
また教師の力量形成の道筋も必ずしも明らかになっていないですし、研修も未熟。風越は先進的にそれらの学びに挑戦してきたので、貢献できることがあると思っています。
私たちは自分たちの責任において自由な実践をしている以上、 それがどのような価値を持つものなのかを常に問うて、世の中にも問うていくのが私学の役割だとも思っています。
ですので、自分たちの実践のいいところだけでなく、課題や難しさも全部ひっくるめて社会に届けていきたいです。風越学園の特徴の中で先生方が「ここはいいな」「素敵だな」と思うところがあったら、生かしてもらえたらと思っています。
風越は決してモデル校を目指している訳ではなく、実験校として存在しています。
プロジェクトの学びや、異年齢集団での学び合いにチャレンジしていて、そんな実験校を見ることで、「公立の学校にもこんな風に変わっていける種がありそうだな」みたいなことを、一緒に考えられるんじゃないかなと思っています。
——最後にお2人から読者の方へメッセージをお願いします。
本校に視察に来られる方からは「いろいろな学校に視察に行きましたが、プロジェクト学習と一口に言っても、学校ごとにいろいろな違いがありますね」と言われることがあります。
風越のプロジェクトを通して子どもはどのような自分を発見していくのか、プロジェクトはどうあるといいのか、これからも問い続けていきたいと思います。
僕は、学校は、つくりたい社会のプロトタイプだと考えています。学校づくりそのものが、民主的な社会とは?を探究する壮大なプロジェクトです。「子どもがつくり手」と言うのは簡単だけど、なかなかうまくはいかない。
だけど、本当にそれが真ん中にあってそういう経験ができることこそが、子ども時代に一番大事な経験だと思っています。
そういう意味では、風越が「学校って何のためにあるのか」を問い直すような存在として、社会に貢献していけたらいいなと思います。
〈取材・文・写真:先生の学校編集部〉